2022.04.18
【フカヒレ豆知識】サメの軟骨って何に使われているの?
こんにちは!
中華食材専門卸ヤマヤです。
本日は、ふかひれの生産途中に出てくる「軟骨」についてお話しようと思います。ふかひれは、サメのヒレから骨と皮を取り除いたものですが、取り除かれた骨について、どのように活用されているか?があまり知られていないと思いましたので書いてみようと思います。実は、サメの骨には、コンドロイチン硫酸という物質が含まれております。コンドロイチン硫酸には関節の痛みを和らげたり、目の角膜を保護する作用があるとされており、サプリメントの他、栄養ドリンクや目薬などに使われています。私たちはフカヒレを生産している食品業者ですので、医薬品になるまでどのような加工が行われ、生成されているかはわからないのですが、私たちは、サメの軟骨を乾燥させる工程までを自社の工場にて行っております。昨今、鮫の漁獲量も減少し、それに伴い、獲れるサメの軟骨も減少傾向にあり、より一層貴重な資源となっております。
フカヒレを加工する際に処理したサメの軟骨(冷蔵)↓
サメの軟骨のアップの写真(冷蔵)↓
サメの軟骨を乾燥機に入れて乾燥する。写真は乾燥前の様子↓
サメの軟骨が乾燥したら、梱包して出荷します(写真は乾燥した軟骨)↓