【飲食店様向け】フカヒレの国内在庫状況(2022年4月末時点)
こんにちは!中華食材専門卸ヤマヤです。
今日は2022年4月時点のフカヒレの国内の在庫状況についてです。
現在、日本国内のフカヒレの生産地として有名な気仙沼では、鮫の漁獲が少ない状況が続いております。特に中型~小型の吉切鮫の水揚げが少ないです。中国から入ってくるフカヒレの在庫も少なく、弊社含めてフカヒレを扱っている、メーカー・商社・問屋のほぼ全てで在庫が少ない状況になっていると推測されます。品不足による浜値の高止まり・物流費の高騰・コロナ禍感染対策緩和による需要増の傾向は、5月以降も続いていくと思われます。フカヒレ以外も食材の値上げが止まりません。中華料理の食材関連では、大豆油・白絞油が最も顕著に値上がりしておりますが、肉類・魚介類・調味料関連につきましても、かなりの品目が値上げとなっており、問屋各社も厳しい状況が続いています。アメリカを始め世界各国でインフレに伴う利上げを行う中、日本は景気低迷により日銀が利上げに踏み切れない状況が続いており、金利格差拡大による円安傾向は続いていくと思われます。円安による輸入品価格高騰は避けられそうにありません。厳しい状況が続きますが、こういう時だからこそ新しいチャンスは生まれているので、色々な相違工夫、新しい発想でこの難局を乗り越えていきましょう。
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