【ふかひれ通販】金翅(キンシ)の商品の品質の見分け方
こんにちは!
中華食材専門卸のヤマヤです。
先日お客様より、「以前他の会社で金翅を購入したら、ゼラチンと肉が混入していて処理をするのが大変でしたが、ヤマヤの商品は大丈夫でしょうか」という問い合わせを頂きました。
フカヒレ金翅とは?
金翅は、フカヒレのヒレを乾燥させたものです。
金翅はを作るときはひれを乾燥させて水分を落とす為、グラム当たりの単価は散翅に比べてあがります。他にも、加工に手間がかかるといったことがあります。
極端に安い製品があった場合は、要注意!
金翅で良くあるのが、前述の通り、「目に見える表面の部分だけ太い繊維をのせて、目に見えない真ん中の部分に肉やゼラチンを混ぜる」といったものです。ふかひれ製造者からすると、乾燥している分、水分で歩留まりをごまかすこと出来ない為、肉やゼラチンをいれてかさ増しをして販売しているところがあるようです。また、乾燥具合も要注意です。乾燥状態が不十分な金翅であると、水分が含まれている分、重量が重くなります。お客様が購入した後、調理する際に水で戻して使用されることが多いですが、その際に通常200gが1kgに戻ったりするのですが、水分が多いと200gが600gにまでしか戻らないといったケースもございます。
表面の単価が安い金翅は購入する際に注意が必要です。
弊社の商品に関しては、1週間以上時間をかけて乾燥しております。また大型の吉切鮫の胸びれを100%使用しており、肉や皮といったふかひれ以外の部位を混ぜたりといったごまかしがございません。ちなみに、肉に関しては、ふかひれの胸びれの根元に肉がついた状態ですので、この肉がついたまま乾燥し、金翅に加工する加工業者もいるのではないかと推測します。弊社では根本の部分の肉を丁寧に処理してから乾燥しておりますので、ご安心してご使用頂けます。