【ペルー出張編】非常事態宣言から緊急帰国!~中華食材屋ドタバタ体験記~ 2/5
こんにちは!
中華食材専門卸ヤマヤです。弊社では、ふかひれをペルー共和国で現地調達しています。実はコロナウイルスが流行りだした当時、ふかひれの買付の為にペルーを訪れていました。出張予定は、2020年2月初旬から3月中旬まで。毎年買付にいくのが恒例となっていますので、この年も他の年と同様に「ふかひれ三昧」の出張となるはずでした。しかし、この年はいつもと全く異なる体験をすることとなりました。前回の記事では、緊急事態宣言発令されてからの現地旅行会社を通じてのやり取り、そして外務省が手配した帰国者の為のホテルを通知されたところまでを書きました(前の記事はこちらから)。第2回の本日の記事ではその後の流れを書いていきたいと思います。
3/27(金) 急ぎ、ペルーにいる知り合いに連絡を取り、外務省の指定するホテルの住所まで送ってもらうことができないか依頼した。緊急事態宣言中なので、車で移動することが出来るのか?この時点ではわからず、不安で眠れなかった。
3/28(土) 知り合いが滞在先まで車で迎えにきてくれた。途中で何度か検問の警察官に引き留められたようだが事情を説明し迎えにきてくれたとの事。16時頃に指定のホテルに到着。ホテルの前では他の旅行者とみられる日本人数名が待機。旅行会社の職員2名と大使館職員1名の合計3名が、リストで名前の確認を行う。その後チェックインしロビーで大使館員から説明。帰国者の行動に関する指示はメールで行うとの事。部屋から外出はせず、食事など全てルームサービスで行うようにとの事。大使館の配る書類に間違いが散見され、大使館内部も相当バタバタしているのが伺えた。明日はメキシコへ飛び立つのに、今日の時点で大使館が送ってきた書類はマイアミ着となっていたりした。夜の10時半頃に行先の訂正メールがきた。
チェックインしたホテル。ペルーのリマ近郊にあった
ホテルのエントランスの様子。落ち着いた雰囲気のホテルであった
次回!いよいよ空港へ向けて出発。無事空港にたどり着けるのか?
~続く~