【フカヒレの産地】グルメ大国ペルーについて
こんにちは!
中華食材専門卸ヤマヤです。今回は、弊社がフカヒレを買い付けしているペルー共和国についてお話します。ペルーという国にあまり馴染みがないという人も多いかもしれません。ペルーは南米大陸の国で北にコロンビア、東のブラジル、南にチリと国境を接しており、西は太平洋に面しています。海岸線が長く漁業がさかんな国です。
ペルーは北にコロンビア、東のブラジル、南にチリと国境を接しており、西は太平洋に面している
実はペルーは日本ととても関係が深い国です。南米で初めて日本人が集団移民した国です(ペルー移民は1899年でブラジルよりも早い)。その影響で今も日系ペルー人が多いです。日本語は話せないけれども見た目が日本人という日系ペルー人の方も多くいらっしゃいます。現地のペルー人の方とお話すると、日本に対しても良いイメージを持っているペルーの人は多いです。そんなペルーですが、実は世界ではグルメ大国として知られています。
ペルー伝統料理のセビーチェ~お芋とコーンを添えて~
イカ墨リゾット~港で獲れた魚貝がたくさん~
世界的にも有名なレストランが多数存在し世界各国からその料理を求めて観光客がやってくる程の美食大国です。ペルーを代表する料理がセビーチェという魚のマリネのような料理です。漁業がさかんで、鮮度の良い魚が流通するペルーならではの料理ということができます。
市場で魚を販売する人。市場には大小の商店が連なり賑わいがある
魚の種類も豊富で色々な魚を使ったセビーチェがあります。私のお勧めは、コヒノバというアマゾンの方で獲れる魚です。こちら値段も高いのですが、脂の乗りが良くとても美味しいです。日本に輸入したいと思うのですが、数が少なく、中々安定供給できないため、スーパーにも並ばない日があるほど貴重な魚のようで輸入は難しいとの事。
ペルーのスーパーに並ぶ魚たち。オーダーするとその場で捌いてくれる
ペルーには多種多様な食料資源があり食品を扱う会社としては、将来性をとても可能性を感じる国です。
ペルーの市場から魚のスーパーに届けるトラックの列